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シイタケ菌床 輸入量が過去最高 産地に危機感 「国産」で流通

2019-01-16 963 閲覧 ✦ AI要約
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2018年のシイタケの植菌済み菌床の輸入量が過去最高となった。財務省の貿易統計によると、1~11月の輸入量は1万8650トン。12月分の結果が出るのを待たずに、これまでの最高だった17年実績(1万5649トン)を上回った。輸入菌床は国産に比べて安く、発生したシイタケは国産として販売できるため、国内産地は危機感を強めている。 シイタケ菌床の輸入量が前年を上回るのは11年連続。12月分が前年並みなら年間2万トンの大台を超えることになる。輸入先は99%以上が中国だ。 現行の産地表示... キーワード:シイタケ菌床 · 輸入量が過去最高 · 産地に危機感 · 「国産」で流通 · ダイナミック

 
2018年のシイタケの植菌済み菌床の輸入量が過去最高となった。財務省の貿易統計によると、1~11月の輸入量は1万8650トン。12月分の結果が出るのを待たずに、これまでの最高だった17年実績(1万5649トン)を上回った。輸入菌床は国産に比べて安く、発生したシイタケは国産として販売できるため、国内産地は危機感を強めている。 
 
 シイタケ菌床の輸入量が前年を上回るのは11年連続。12月分が前年並みなら年間2万トンの大台を超えることになる。輸入先は99%以上が中国だ。
 
 現行の産地表示では、輸入菌床を使って国内で培養、発生させたシイタケは国産として販売できる。国内種菌メーカーでつくる全国食用きのこ種菌協会によると、輸入菌床の価格は国産菌床の半額ほど。このため関東地方を中心に海外資本の業者が工場を建て、輸入菌床を使ったシイタケ生産に乗り出すケースが増えているという。
 
 菌床重量の3分の1がシイタケとして発生するといわれる。18年産の菌床輸入量が2万トンとして計算すると、そこから発生するシイタケは約6700トン。18年の菌床シイタケ生産量が17年産並み(約6万3000トン)だったとしても、全体の1割を輸入菌床から発生したものが占める格好だ。
 
 菌床きのこ類の中でも特にシイタケは、国産菌床にこだわる生産者が多い。価格の安い輸入菌床を使った国産シイタケの増加は、国内生産者にとって大きな脅威となっている。このため同協会は、販売するシイタケに菌床製造国を表示するなどの制度見直しを求め、消費者庁などと協議を進める。
 
 さらに 同協会などは2017年、国産菌床で生産したシイタケであることを 消費者にPRするため、登録商標「どんぐりマーク」を作成した。菌床のおが粉原料の75%以上が国産樹木であれば、育てたシイタケに付けて販売できるというもので、国内生産者に積極的な利用を促している。

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2019-01-16公開日
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